今月末の10月31日に迎える満月は、10月に入ってから2度目の満月。
実は1ヶ月のうちで満月が2度あることは珍しく、この満月は「ブルームーン」と呼ばれています。
"once in a blue moon" (きわめて珍しいこと)という熟語が英語にあるように、ブルームーンはいつもの満月以上に幸運を引き寄せる力が強いからこそ、願いを引き寄せて叶えるには絶好のタイミング。
そうは言っても新月の願い事と同じように願いを書き出しては、叶う願いも叶わなくなってしまうかもしれません。新月と満月はどちらも特別ではありますが、根本的に持っている力が違うのです。せっかくですから、今日は新月と満月。それぞれの願い事の使い分け方をお話してみたいと思います。
新月は始まりを。そして満月は完了を意味します。
それだけに、新月は新しいことを始めたり、決意を固めたりするのに向いています。「育むパワー」が強く宿っているからです。
対して満月は物事の完了させることに向いているので、「育む」というよりは、「手放す」願い事をするのにもってこい。
具体的には断ち切りたいと思っている習慣や環境、人間関係などを書き出すことで、思いもよらぬほどスムーズに叶うかもしれません。
例えるならば、新月から満月に向かう時よりも、満月から新月にかけての方がダイエットに向いているのと同じような感覚。そう、体重だけではなく感情や生き方も削ぎ落とすには満月からのスタートが適しているのです。
また、満月の日には新月の願いを振り返り、一旦整理するのにも最適。新月の願いはよく知られていますし大切ですが、満月にも一手間加えることで益々願いは高みへと導かれることでしょう。
「この願いは叶えられたな」と思ったら、完了。それほど願い事に対して強い気持ちが無くなった気がしたら、納得の上で一度リセットするのもアリ。
そんな風に新月と満月のコントラストを上手く使うことで、これまで以上に運を味方に付けられるかもしれませんよ。