今年は節分が2月2日、いつもの感覚でいると「アレ?」と思った方も少なくないのではないでしょうか。実はこれ、実に124年ぶりのこと。
このところ、スケールの大きな「◯年ぶり」が続きますが、変化は変化を呼び、より一層勢いの強い追い風となるのです。
今年は丑年、正確に言うならば「辛丑」という年。「かのとうし」と読みますが、「辛」という字のイメージ通り、少しヒリヒリとした痛みを感じるような特性を持っています。
そして「丑」は、新たなる希望や生命力に溢れているのが特性。そんな二つが合わさる「辛丑」だからこそ、目指すべきは「自分の殻」を打ち破ること。
これまでなんとなく持て余していた、よくない習慣やサボり癖とおさらばするなら今です。遊びを我慢したり、自分に対して少しばかりスパルタになったりしてしまうかもしれませんが、ここで「痛みをともなう頑張り」を身につけることで、今年のあなたはグンと実力が伸びるはず。
そう、キラキラと自分らしく輝く人を羨ましく見つめては「どうせ私なんて」とため息をつく日々はおしまい。
自分と向き合うことで辛さや厳しさを感じれば感じるほど、ぐっと堪えることで得るものが大きくなるのが「辛丑」の特徴であり、持ち味なのです。
節分が終わり、立春を迎えると同時に「辛丑」を迎えます。これにより、改めて新しい1年が始まりますから、前厄や本厄、後厄など厄年が気になる人はこのタイミングで厄払いに行くのが理想的。それまでは「前の年」扱いですからね。
また、さらに新しい気持ちを極めたければ、来週12日の新月も要チェック。12ヶ月分の新月のまとめ役となる、真っさらな新月に合わせて、真っさらな自分の感覚をじっくり味わって。